スタッフ挨拶


本大会では以下のスタッフが問題を作成します。

 

 

 

飯塚亮成  IIZUKA RYOSEI

 

皆様こんにちは、飯塚です。現在は主に本郷チャージャーズでクイズをしてます。

本大会の問題を用意するにあたって自分が一番意識したことは「正しい日本語、正しい情報でストレスフリーな問題をつくる」ことです(当たり前ですね)。特に、表現を重視するあまり文法や情報の誤りを生んだり、面白さを優先して情報の正確性を疎かにするなど本末転倒な作問をしないように注力しました。また、自分の提出問題の傾向および難易度について、出題歴をあまり意識せず、妥当に出題されうると判断した問題を提出しましたが、現状堅めの問題が多いかもしれません。

皆様が真剣勝負を存分に楽しめるような問題・ルールを提供できるよう、精一杯準備を進めております。是非よろしくお願いいたします。 

 

 

 

井口凜人  IGUCHI RINTO

 

井口です。普段は本郷チャージャーズやクイズサークル・平和などでクイズをしています。

クイズは対話であり、コミュニケーションであるというのが基本的なスタンスです。わたしはあなたに何かを伝えるために問題文を書きますし、あなたがそれに応えてくれることを期待しています。逆に言えば、ただひとりで喋ることだけを目的とするような問題や、通じ合うことを拒否するための問題は作りません。もっとも、ここでいう「あなた」はひとりのあなたではない、ということには留意する必要がありますが。

作問においては、世界が厳然と存在していること、言葉が個人を超えたものであることを意識しています。そのためか、最近は前フリをつけるよりも題材を素直に説明しようとする志向のほうが強くなっていますが、今回は自分の志向に対してもうまくバランスをとりながら問題を作ろうと考えています。

何にせよ楽しんでいただくことは重要だと思っています。よろしくお願いいたします。

 

 

 

加瀨主税  KASE CHIKARA

 

加瀬と申します。短文早押しクイズが好きです。

問題作成にあたっては、「すべての問題がしっかり正解されること」を目標とします。

これは、問題をむやみに簡単にしたり、早く押させようとしたりするということではありません。自分の求める知識、または思考の力を持っている人がスムーズに正解できる(=「しっかり正解される」)ことをまず考える、ということです。自分の意図がストレートに伝わり、かつその意図が妥当である(と多くの人に思ってもらえる)問題文を目指します。

その他のファクターとしては、「読み上げ早押しクイズの問題として適切な文章を書く」「厳密性を損なわない」といったことも重要であると考えています。出題に足る事象をよく見極めたうえで、機能美を備えた問題が作れればいいな、と思っています。

よい勝負を提供できますように。よろしくお願いします。 

 

 

 

小林逸人  KOBAYASHI HAYATO

 

スタッフの小林です。本大会の問題作成にあたって、私は「できる限り心がけたい指針」と「心がけなければならない指針」をそれぞれ設定しています。

まず「できる限り心がけたい指針」は、「妥当な知識の切り出し方をすること」。ある分野における事物の中で、あるいはある事物に関する情報の中で、些末にすぎる事柄を無理やり引っ張り出してくることのないようにします。

次に「心がけなければならない指針」は、「納得感のある問題文を構成すること」。早押しクイズの場合、「文頭から音声情報の形で逐次的に問題文が明かされる」という特殊性が伴いますから、これを踏まえて不要なミスリードは徹底的に排除します。もちろん、自分の創意を加えようとするあまり、問題文の厳密性に目をつぶるようなことがあってはなりません。

クイズの問題が「面白い」ことは最低条件です。その上で、納得感のある勝負ができるような「真剣問題」を皆様にお届けします。

 

 

 

下山航  SHIMOYAMA KO

 

こんにちは、下山です。普段は本郷チャージャーズで雑談に興じています。

「第25回/第26回高校生オープン」「社会科オープン」「指喧嘩祭」などでコアスタッフをしていました。多くの場合、問題関係は他のムキムキクイズ人間にお願いして、進行/音響・照明/設営/会場担当など、大会に関する問題以外のインフラ周りを整えることに注力しています。

今回の問題作成に当たっては、「正しい情報だけで問題文を構成する」ことを第一に心がけます。当たり前のようですが、短い文章で世界を切り取る構造上、論理の飛躍・説明不足・不適切な表現といった危険性が常に潜んでいます。そういった瑕疵を限界まで排除し、参加者の方々に安心して押してもらえるような問題群を目指していきます。

よろしくお願いします。

Let’sマジ問マジバトル!

 

 

 

谷口貴紀  TANIGUCHI TAKANORI

 

東京大学クイズ研究会、Period、本郷チャージャーズに所属している谷口です。現在博士課程に在学して宇宙の研究をしています。最近は読んだ問題集の感想をTwitterに投稿しています(@alocasiaQ)。サプライヤーとしては、少し前になりますが「天8」や「ABC the sixth」などでコアスタッフを務めました。

私は自分が普通に生活していても触れないようなことをクイズの作問を通して知ろうとしているため、自分が知らなかった事実を含んだ問題を作ることが多いです。文体としては、修辞を用いない平易な問題文をよく作ります。面白い・大事そうな事柄をそのまま他の方にも伝えたいというのが私の作問のモチベーションです。また、事実の説明が難しく、現在の私の作問技術や早押しという形式では面白さと正確さの両立ができないと感じた題材に関しては、無理に成文化せず未来の自分に託すことが多いです。今大会でも同様の方針で作問したいと考えています。よろしくお願い致します。

 

 

 

寺内一記  TERAUCHI KAZUKI

 

こんにちは、寺内です。本郷チャージャーズや平和などに所属しています。これまで「ボツワナオープン」や「PERSON OF THE YEAR 2021」などの大会でコアスタッフを務めました。携わった問題集は『THE TRILOGY』『緋色の研究』です。

問題作成にあたり私個人が最も心がけていることは「どの情報を優先して出すか/切り捨てるかを明確にする」ことです。これは、目新しい出し方を優先したり、他人の問題に比べて印象に残るようなものを作るというわけではなく、これまで以上に「出題したい物事の”切り取り方”を吟味する」ということです。そのため、場合によっては解答となる物事の核をあえて外した問題を出題することもありますが、情報の取捨選択において理想を追求するあまり無理のある問題文になってしまうときは、問題の完成度を優先しました。

本大会の主役である参加者の皆様のため、最高の場を用意できるよう尽力いたします。よろしくお願いします。

 

 

 

森慎太郎  MORI SHINTARO

 

どうも、森です。普段はクイズ関連の仕事をしつつ、仕事以外の時間でクイズや雑談をしています。これまでに出した問題集としては『ライブラリー・アウト』『共感可能機械』があります。

本大会の問題作成にあたっては、「出題しようとしている題材について、出題しないことを常に選択肢としてもちつづける」ことを個人的な指針とします。問題を作成する時点では「出題するとしたらこう」というように最善の形を模索するわけですが、その最善の形の問題が何らかの要因で出題に足らないと判断される場合、すっぱりと出題をあきらめる、ということです。「出題する」ことにこだわったばかりにキズのある問題を世に出してしまう、というのはクイズを作る人の多くが経験することだと思いますが、それを指針という形でブロックしたいと考えています。

全部が完璧に達成されるわけはないのですが、なるべく頑張りますのでよろしくお願いいたします。